3つのポイントが大事!
①行動せよ(ダルマ義務)、それに執着するな!
バガヴァッドギータでは、「カルマヨーガ」または行動の道と呼ばれる教えがあります。
これは、自分の義務を果たすことを奨励し、その結果に対する執着を避けることを教えています。
結果への執着は苦しみを引き起こすとされています。
例えば)
仕事を一生懸命にこなすが、その結果に固執しないという生き方がこれに当たります。
結果を恐れず、行動しましょう。そして結果に執着しないで、次の行動へエネルギーを使いましょう。
②解脱の方法、帰依(バクティ)!
バガヴァッドギータでは、「バクティヨーガ」または帰依の道が最高の解脱の方法とされています。
これは、無私の愛と奉仕によって神への絶対的な帰依を表現することで、個々の魂が最終的に神と一体化するという考え方です。
例えば)
他人を思いやる行動や、社会貢献活動などがこれに当たります。
家庭が一番身近で大事ですここを基本とし、社会へ貢献できるといいですね。
寄付や、ボランティアもよいです。
③本当の自分、幸せと苦しみ、どうすれば解放できる?
バガヴァッドギータでは、「ジニャーナヨーガ」または知識の道と呼ばれる教えがあります。
これは、我々が物質的な身体ではなく、永遠の魂であるという考え方を強調しています。
物質的な欲望や執着から解放されることで、真の幸せを見つけることができると教えています。
例えば)
物質的な欲望に囚われず、内面の平和を追求する生き方がこれに当たります。
人は物質にとらわれる傾向があります。私以外のものに翻弄されないように内面を観ます。
その他の教え
瞑想(ディヤーナヨーガ)
バガヴァッドギータでは、心を静め、自己の内面に集中することで、真の平和と調和を達成することが強調されています。瞑想は、心の乱れを静め、自己の真の本質を理解するための強力な道具とされています。
無私の奉仕(セヴァ)
バガヴァッドギータでは、自己の利益を求めずに行動すること、つまり無私の奉仕が強調されています。
これは、自己の欲望や執着を超越し、他者のために行動することで、真の喜びと満足感を得ることができるという考え方です。
万物の一体性(アドヴァイタ)
バガヴァッドギータでは、全ての存在が最終的には一つの神聖なる存在、つまりブラフマンにつながっているという考え方が強調されています。
これは、我々が見る全ての存在が、形や特性を超えた究極の現実、つまりブラフマンの異なる表現であるという視点を提供します。
これらのどれを選んでも解脱の道に進める
バガヴァッドギータでは、カルマヨーガ(行動の道)、バクティヨーガ(帰依の道)、ジニャーナヨーガ(知識の道)、ディヤーナヨーガ(瞑想の道)など、それぞれ異なる道を通じて解脱を達成することが可能であると教えられています。これらの道は、個々の人の性質、傾向、状況によって選ばれます。したがって、どの道を選んでも、それぞれが解脱への有効な道であると言えます。
これらを深める瞑想があります。
下記をご参考に!