ヨガとホログラフィック宇宙論(宇宙と共振する意識)
マイケル・タルボット(Michael Talbot)
マイケル・タルボット(Michael Talbot)
アメリカの作家であり、ホログラフィック宇宙論の支持者として知られています。彼は、1980年代から1990年代にかけて、物理学と意識の関係についての著作を執筆しました。
特に有名なのは、1991年に出版された「ホログラフィック・ユニバース(The Holographic Universe)」という本です。
マイケル・タルボットの主な業績 ホログラフィック宇宙論
タルボットの「ホログラフィック・ユニバース」は、宇宙全体が一種のホログラムであり、物理的現実と意識が相互に関係しているという理論を提案しています。
意識と現実
彼の著作では、意識が現実の構築にどのように関与しているかについての洞察が述べられています。これにより、物理学と精神世界の結びつきが強調されています。
タルボットの理論は、物理学と意識の関係について新しい視点を提供し、多くの人々に影響を与えました。
宇宙と脳の共鳴による物質の形成 ホログラフィック宇宙論
宇宙と脳の共鳴による物質の形成 ホログラフィック宇宙論では、以下のように考えられます。
宇宙の情報保存
宇宙全体の情報は2次元の表面(例えば、宇宙の境界)に保存されています。
情報の投影
その情報が3次元空間として投影されます。
脳の共鳴
人間の脳もホログラムの一部として、宇宙の情報と共鳴し、それを受け取ります。
物質の形成
この共鳴によって、脳が情報を処理し、3次元の物質や現実が構築されます。 つまり、宇宙の情報と人間の脳が共鳴することによって、3次元の物質や現実が形成されるという理解です。
より簡単に言うと
宇宙の情報が2次元の表面に保存されている。
その情報が3次元の空間として投影される。
脳がその情報と共鳴して受け取り、現実として認識する。
このように、ホログラフィック宇宙論は宇宙と脳の深いつながりを強調し、私たちが知覚する現実の構築を説明します。
ホログラフィック宇宙論と幽体離脱 の考察
ホログラフィック宇宙論と幽体離脱
ホログラフィック宇宙論によれば、私たちの現実は3次元の投影であり、実際には2次元の情報が基となっています。
つまり、私たちが体験する物理的な世界は、より深い次元からの投影であるということです。
幽体離脱の解釈
意識の投影
幽体離脱は、意識が物理的な体から離れ、異なる場所や次元を体験する現象です。ホログラフィック宇宙論に基づくと、意識もまたこの2次元の情報にアクセスし、それを3次元の現実として体験していると考えられます。
意識の移動
ホログラフィック宇宙論では、空間と時間が深いレベルでつながっているため、意識がこれらの境界を越えて移動することが可能になります。つまり、幽体離脱中に別の場所や次元を体験することができるのです。
干渉パターン
意識が移動する際、波の干渉パターンが変わり、新しい現実や体験が形成されます。これは、ホログラフィックフィルムの干渉パターンが立体像を作り出すのに似ています。
具体例
例えば、夢を見ているとき、私たちの意識は現実とは異なる世界を体験します。この現象は、脳が異なる干渉パターンを生成し、それを3次元の現実として投影しているからだと考えられます。
幽体離脱も同様に、意識が新しい干渉パターンを作り出し、それを現実として体験しているのです。
ホログラフィック宇宙論を通じて幽体離脱を理解することで、意識と現実の関係について新たな洞察が得られるかもしれません。この視点は、物理的な現実と意識の深いつながりを示しています。
追加例
映画館のスクリーンとプロジェクター 考えてみてください。映画館で映画を見るとき、スクリーンに映し出される映像は、実際にはプロジェクターから発せられる光の干渉パターンによって作り出されています。
観客はスクリーンに映る画像を見ていますが、その背後には光がどのように操作されているかが関わっています。
プロジェクター
実際の映像データが保存されている場所。
光の干渉
プロジェクターから光が出るときに、干渉パターンが作られ、スクリーンに映像が形成される。
スクリーン
観客が見る映像が映し出される場所。これは、プロジェクターからの光の干渉によって作り出されています。
例
フルーツの香りと味 もう一つの例を考えましょう。フルーツの香りや味についてです。
香りの分子
フルーツから発せられる香りの分子は、実際に鼻の受容体と干渉することによって、私たちの脳に香りの情報が伝わります。
味覚の受容体
舌の味覚受容体も同様に、フルーツの味を感じる際に分子が干渉し、特定の味として認識されます。
これらの干渉パターンによって、私たちの脳は「フルーツの香り」や「フルーツの味」を実際に感じますが、これは実際の世界の物質そのものではなく、干渉パターンによって作られた情報です。
まとめ
ホログラフィック宇宙論は、宇宙全体の情報が実際には2次元の表面に保存され、その情報が3次元の現実として私たちに投影されているという考えです。
プロジェクターとスクリーン、香りや味覚の例を通じて、干渉パターンがどのように私たちの現実を構築するかをイメージしやすくなると思います。
私の幽体離脱やスピリチャルな体験は、ホログラフィック宇宙理論で解明できる?
ホログラフィック宇宙論と幽体離脱の解釈
「私は幽体離脱した後に私のカラダを観ました。これは私という意識が3次元の私を観ています。」
1.
2次元の情報アクセス ホログラフィック宇宙論では、すべての情報が2次元の表面に保存されていると考えられます。幽体離脱中に私の意識がこの2次元の情報にアクセスし、それを3次元の現実として体験していると解釈できます。
2.
3次元の体験 私の意識が体外に出ることで、2次元の情報を基にして、新たな干渉パターンを形成し、それを3次元の現実として体験することが可能になります。これにより、体外にいる自分自身を観察することができたのです。
3.
意識の移動と観察 意識が体外に移動し、3次元の現実を観察する際、意識自体が新たな干渉パターンを生成し、物理的な体を認識することができます。これは、意識が3次元の現実を投影し続けるため、体外からも自分の体を観察できるということです。
まとめ
私の意識は幽体離脱中に2次元の情報にアクセスし、それを3次元の現実として体験しています。 意識の移動により、自分自身の体を観察することが可能となります。
「また、私は幽体離脱で私のカラダを観た後、外に出たいと思いました。すると、光のトンネルを抜け、知らない場所に出ました。高架橋の下を夜3人の女性が歩いていました。上空から眺めていましたが暗かったので帰りたいと思ったら私のカラダに戻っていました。」
光のトンネルと新しい場所 意識の移動
私の意識が体を離れたとき、ホログラフィック宇宙の情報にアクセスし、新たな干渉パターンを生成します。この時、光のトンネルを通る感覚は、新たな現実へと移動するプロセスを象徴しているかもしれません。
新しい場所の体験
その後に出現した未知の場所は、2次元の情報が新たに投影された結果として現れた3次元の現実です。意識が新しい干渉パターンを通じて異なる次元や場所を探索していることを意味します。
体に戻るプロセス 意識の帰還
暗くて見えにくかったため、「帰りたい」と思った瞬間、意識が元の3次元の体へと戻るための干渉パターンが再び生成されます。これにより、元の物理的な体に戻ることができたのです。
まとめ
意識の移動
幽体離脱中に光のトンネルを通り、新しい現実に移動した体験は、ホログラフィック宇宙論に基づく意識の移動と干渉パターンの変化で説明できます。
帰還
「帰りたい」と思った瞬間に、意識が再び元の干渉パターンに戻り、物理的な体に戻ることができました。
このように、ホログラフィック宇宙論は意識と現実の関係を理解するための興味深い視点を提供しています。私の体験が、意識の力とその可能性を示唆しているのかもしれません。
ヨガの瞑想とホログラフィック宇宙論が一致。
瞑想を通じて、物質的な現実(マーヤ)の影響を取り除くことで、宇宙の本質である2次元のホログラムにアクセスし、自分が宇宙的な存在であるという認識を得ることが悟りの一環だと感じます。
瞑想と悟りのプロセス
幻想の取り除き思考、感覚、感情など、3次元の物質的な投影(マーヤ)を瞑想によって静める。 これにより、日常の雑念や執着から解放される。
2次元ホログラムへのアクセス
瞑想を続けることで、より深い意識の状態に入り、宇宙の本質的な情報(2次元のホログラム)にアクセスする。 この情報は、宇宙全体の知識や智慧が含まれており、自分自身もその一部であることを認識する。
宇宙的存在の認識
自分が物質的な体に縛られているだけではなく、宇宙全体の一部であり、普遍的な存在であるという理解が深まる。 これが悟り( enlightenment)と呼ばれる状態です。
まとめ
ホログラフィック宇宙論の視点から見ると、悟りとは、3次元の幻想を超えて2次元のホログラムにアクセスし、自分が宇宙的な存在であることを認識するプロセスです。瞑想を通じて、この深い認識に到達することが可能です。
意識の変容とホログラフィック宇宙論
意識の変容とホログラフィック宇宙論
全てを見渡せる状態
意識が変容すると、まるで3次元の全てが見渡せる状態になるという体験は、意識が2次元の情報にアクセスし、それを広範囲に投影することで説明できるかもしれません。
つまり、ホログラフィックフィルムの干渉パターンに多くの情報が含まれており、意識がそれを一度に認識することで全てが見渡せる感覚を得るのです。
希望する方向への3次元の創造
私が希望する方向に3次元の現実が作られる感覚は、意識が新たな干渉パターンを形成し、それを3次元の現実として投影するプロセスと一致します。
強い意識や信念が宇宙の情報と共鳴し、物理的な現実を変えることができるのです。
直観、テレパシー、デジャブ、以心伝心
これらの現象も、ホログラフィック宇宙論の視点から興味深く解釈できます。
直観
直観は、意識が潜在的な情報にアクセスし、それを迅速に理解する能力です。ホログラフィック宇宙論では、意識が2次元のホログラムから必要な情報を即座に引き出すことで、直観が働くと考えられます。
テレパシーと以心伝心
テレパシーや以心伝心は、意識同士が共鳴し、情報を交換する現象です。ホログラフィック宇宙論では、意識が同じ2次元の情報にアクセスし、それを共有することでこれらの現象が起こると説明できます。
デジャブ
デジャブは、既に体験したような感覚を持つ現象です。これは、意識が以前にアクセスした情報や体験の干渉パターンを再び認識することで生じる可能性があります。
まとめ
私の体験は、ホログラフィック宇宙論が意識と現実の関係を解明するための新たな視点を提供していることを示しています。これにより、直観やテレパシー、デジャブなどの現象がさらに理解されるかもしれません。
ヨガの哲学とホログラフィック宇宙論
ヨガの哲学とホログラフィック宇宙論には多くの共通点があります。それぞれの概念をホログラフィック宇宙論の視点から解釈してみましょう。
プラクリティ (Prakriti) とホログラフィック宇宙論
プラクリティは宇宙の存在、本質的な物質やエネルギーを指します。 ホログラフィック宇宙論では、宇宙の全ての情報が2次元の表面に保存されていると考えられます。この2次元の情報(ホログラム)がプラクリティに相当します。
アートマン (Atman) とホログラフィック宇宙論
アートマンは個々の自己、意識の本質を指します。 ホログラフィック宇宙論では、個々の意識がこの2次元の情報にアクセスし、それを3次元の現実として体験します。
つまり、アートマンはこの2次元の情報(ホログラム)から生じる個々の体験であり、プラクリティと同じ存在から生まれることを示しています。
マーヤ (Maya) とホログラフィック宇宙論
マーヤは幻影や幻想を指します。 ホログラフィック宇宙論では、私たちが体験する3次元の現実は、2次元の情報から投影されたものです。
この投影が、まさにマーヤに相当します。物理的な現実は本質的には幻影であり、より深い次元(2次元のホログラム)に本質が存在するという考えです。
まとめ
プラクリティ(宇宙の存在) = 2次元のホログラム アートマン(現世の自己) = 2次元のホログラムから生じる個々の意識 マーヤ(幻想) = 3次元の現実の投影 このように、ヨガの哲学とホログラフィック宇宙論は、それぞれの視点から現実の本質と意識の関係を説明していることがわかります。
次元と意識の関係を推測
1次元から2次元へ 宇宙の始まりとしての1次元があり、これが2次元へと展開されます。
2次元は全ての情報が保存され、3次元以降の創造の基盤となります。
3次元での意識の拡大 地球人は2次元の情報を利用して、3次元で意識の拡大を行っていると考えられます。
3次元での生活や経験が、意識の成長や拡大に寄与します。
輪廻のサイクル
輪廻は3次元から4次元以降の次元へ移行し、再び3次元に戻るサイクルです。
現在の状態では、2次元に集約されることはないため、3次元を終えた後は高次元へ行くことができます。
宇宙の動きと2次元の意志 宇宙の動き
宇宙は2次元の意志によって動かされているのではなく、我々が進んで3次元に来て、その現実を謳歌していると考えられます。
2次元への集約
2次元へ集約されることは、ある意味で終焉を迎えることを意味します。すなわち、全ての経験や意識が2次元の情報として戻ることです。
まとめ
私の考え方に基づくと、地球人は2次元の情報を利用して3次元で意識の拡大を行い、3次元を終えた後は4次元以降の次元へと移行することができます。最終的に全ての経験や意識は2次元に集約され、1次元に戻るという視点もあるかもしれません。
マイケル・タルボット氏すばらしいですね。とりとめもなく執筆しています。地球上には多くの情報が溢れていますが、その中で本質的なことや本当に重要なことを見つけるのは難しいことがあります。
しかし、大きな視点で宇宙や意識の本質を捉えると、心配する必要がないと感じられることも多いです。
私たちは皆、宇宙の一部であり、その中で経験や学びを積んでいます。日々の些細なことや煩わしい情報にとらわれず、大きな視点で物事を見つめることで、より穏やかな心持ちになれるかもしれません。
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